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2012年8月

2012年8月29日 (水)

記事のお知らせ

『週刊朝日』9/7号、85ページに、小説『東京プリズン』に関する私のインタヴューが載っています(「週間図書館」)。

見出しは「十五歳の米国体験からの発見 胸に突き刺さる”戦後論”」


要は帰国子女のなりそこねのなれのはてが土壇場で発揮するド根性..........という話、
かも、しれない。

ここで読めるようです↓

https://aspara.asahi.com/column/kaitahito/entry/eWmw4OWBxM

2012年8月17日 (金)

8月15日、靖国神社で。

もう一昨日、8月15日のことになるけれど、あまりにひどくて短い「戦没者追悼式」をテレビで見て、私は靖国神社に行った。
だって、戦没者遺族代表の話のときに放送終了って何よ!
あれが間違った戦争であったなら、誰が、なんのために、死んだのか、そのことに対する言葉は未だ、ない。
けれど、敬われ悼まれるべきたましいたちは、たしかにある。

一体どのくらいの人たちが、「死んだら靖国に行く」と信じていたのだろう? 「みんなが言うからそうじゃないか」くらいの強度だった人も、いるのだろう、今の人間とまったく同じように。

だったら、たまたまお盆でもある8月15日に、靖国に還るたましいも、少なからずあるのだろうね。生前方向音痴だった人たちは、目立つランドマークで待ち合わせするかもだし・・・と、自分のように考えてはいけないかもしれないけれど、同じ人間なんだ。
「自分にもありえること」と思わなければ、歴史なんかはすぐ風化していってしまう。

2012年8月15日の靖国神社。ちょっと変わった一隅を切り取ってみた。
しかし、左上の白い球体は、なに?(ん? 画像がアップロードされない?? うん、写真左上に、白い昼の月みたいな球体が)
いやいや、ここでキモや背筋を冷やしたりしてはいけません。
私の師匠の師匠がかつてこう言いました。
休みの日にどんなことするかという質問に答えてです。
「墓場でぼ〜っとしたりぃ。いろんな存在がいるから、安心するんだよね」
師匠の師匠を大好きになったのは、このひとことでした。


・・・みな、光になれますように。

2012年8月 3日 (金)

「文藝」の特集号

こういうのも出ています。
(・・・しばらくほうけていて、お知らせが遅くなりました。ものすごく内側にいて、外に何かをあまり発信できませんでした)

小説『東京プリズン』の刊行に合わせた、『文藝』の特集号です。

『文藝』は『東京プリズン』の初出誌であり、私の古巣です。
働きはじめのころ、編集者をしながら書いていたら、『文藝』のそのころの編集者に声をかけてもらいました。
そして『文藝』に、原稿用紙10枚くらいの短い短い小説を書きました。
それが小説家としてのはじまりで、私は30歳くらいでした。

そういう『文藝』で、自分にとってとても大事な仕事ができて、うれしく思っています。
2009年の終わり頃から2年と半くらい、今の担当さんと、二人ともすごく深くコミットして書きました。
むずかしい主題で投げ出したくなったりしながらも。
濃密で、今思うと夢のような時間でした。
ドリームタイムを生きていたような。
いろんなことがありました。内にも外にも。
その記録と、そこへ至る時空のことと、今が、書かれています。

かかわってくれた人たち、そばにいてくれた人たち、どこかで想ってくれた人たち、私に物語を渡してくれた有形無形のものたち、読んでくれる人たち、生の叫びたち、声なき声たち…‥すべてに、心から感謝します。

http://www.amazon.co.jp/%E6%96%87%E8%97%9D-2012%E5%B9%B4-08%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B008CFZYJW/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1343924322&sr=1-1

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